大阪府河内長野市千代田駅前の佐野耳鼻咽喉科

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佐野耳鼻咽喉科

〒586-0018 大阪府河内長野市千代田南8-3

TEL:0721-52-3387
診療のご予約:186050-5865-9870

駐車場:13台有

いびきと睡眠時(すいみんじ)無呼吸(むこきゅう)症候群(しょうこうぐん)

いびきとは?睡眠時無呼吸症候群とは?

鼻の穴からのどまでの、空気の通り道である上気道(じょうきどう)が、色々な理由で狭くなってしまうと、無理に空気を通そうとするため、いびきとなります。そして、上気道の狭窄がひどくなると、一時的に呼吸が止まってしまいます。10秒以上続く無呼吸が睡眠中に何回も起こり、睡眠分断と動脈血酸素の低下をきたし、色々な障害を起こしてくる場合を睡眠時無呼吸症候群と言います。

原因

一番多いのは、肥満によるものです。そのほか鼻づまり、骨格的に喉の通り道が小さい人、扁桃腺肥大(子供さんの場合は、一番多い原因です)、舌がのどに落ち込みやすい人、など色々な場合があります。

症状と問題点

症状としては、激しいいびきがあります。睡眠が中断される(ただ、本人は自覚していないことがほとんどです)ことによる昼間の強い眠気があります。そして、他に、大きな問題点がふたつあります。

① 日中の激しい眠気のため、交通事故、学習・作業能率の低下、家庭・社会生活の問題などを引き起こしてくる
  場合があること

② 睡眠時無呼吸症候群は、高血圧、糖尿病、高脂血症の合併が多く、心臓病や脳卒中の発生頻度が正常者の
  3~4倍多いと言われています。また、中等症以上の人では、平均寿命の短縮も指摘されています。

検査方法と診断基準

簡易睡眠ポリグラフ検査

当院で行っている検査です。検査装置を家に持ち帰って頂き、検査して頂きます。いびきや無呼吸の状態や回数、低呼吸(換気が50%以下に低下する呼吸)を検査します。

診断

1時間あたりの無呼吸の回数である無呼吸指数(AI)と低呼吸指数(HI)を足したものを無呼吸低呼吸指数(AHI)といい、
この値で重症度を分類しています。AHI指数が、20未満が軽症、20~40が中等症、40以上が重症となります。
中等症以上の場合はなんらかの治療が必要となってきます。

治療

1 ダイエット、生活習慣の改善など

肥満がある方は、ダイエットはとても大切です。また、就寝前の飲酒を避けること、禁煙も必要です。

2 マウスピース治療

歯科でマウスピースを作って頂き、それを装着して寝て頂きます。マウスピースで、舌やあごを前方に固定することで、気道のスペースを広げます。(保険がききます)

3 手術治療

鼻づまりがある時には、鼻の通りを良くする手術をしたり、狭い咽頭をレーザーなどで広げる手術をすることもあります。扁桃腺肥大では、扁桃腺摘出術を行います。

4 CPAP(シーパップ)治療

CPAP装置をつけて寝て頂く方法です。器械からある圧力の空気をマスクや管を
通して鼻から送り込むことによって、呼吸を助ける治療法です。
現在、睡眠時無呼吸症候群の最も一般的な治療方法になっています。
1日約4時間の使用で効果があると言われています。

CPAPの保険適応

簡易睡眠ポリグラフ検査で重症(AHIが40以上)の人は、簡易検査だけで、保険適応となります。
AHI指数がそれ以下の方は、終夜睡眠ポリグラフ検査(入院しての検査)での精査が必要になってきます。
保険適応された場合、月に1回診療所を受診して頂く必要があり、3割負担の方で、月に約5000円(CPAP治療機器のレンタル料を含む)かかります。